世界のチャイナタウン
中華街は日本だけでなく世界のいろいろな都市にあります。
アメリカの場合、ニューヨークとサンフランシスコ、ロサンゼルスの3都市に、その他の国だと、カナダのバンクーバーやオーストラリアのシドニー、イギリスのロンドン、マレーシアのペナンなどにもあります。
余談ですが、ある程度の年齢以上の方だと、昔のミスドのCMに「サ〜ンフランシスコのチャイナタウンのヤムチャ♪」という音楽が流れていたことを覚えている人もいると思います。私はこれで、無意識に「チャイナタウンといえばサンフランシスコ」と刷り込まれました。
世界中にチャイナタウンを形成した「華僑」の歴史がスタートしたのは今からかなり昔の8世紀で、そこから10世紀以上経過した19世紀半ばには、たくさんの中国人が本国から出て海外に移り住むようになったのだとか。
本国以外に住む中国人の数は世界中に4,000万人近くいるといわれています。実はこの流れはまだ終わっておらず、海外へと移動する多くの中国人はむしろ増えていて、新たなチャイナタウンを形成し続けているんです。